「60歳からの起業プログラム」第1期デモデイ開催報告――58〜80歳の17人が横浜でピッチ。第2期は「50歳からの起業プログラム」として12月11日開講、本日募集開始
第2期の詳細・無料面談を予約する株式会社SilverXが横浜・関内で運営する「60歳からの起業プログラム」第1期は、2026年10月30日(金)、Kosha33ホールでデモデイを開催しました。登壇したのは、9月10日の開講から2カ月、全5回のプログラムを走り切った58〜80歳の受講生18人のうち17人。全員がAIエージェント(OpenAI「Codex」、Anthropic「Claude Code」)で自分の事業ページを作って公開し、同世代に延べ100人以上のヒアリングを行い、半数以上が応募時の事業を方向転換したうえで「事業を世に出してみて、どんな反応があったか」を発表しました。あわせて、第2期を「50歳からの起業プログラム(50 STARTS)」に改称し、対象を50歳以上に広げて本日より募集を開始します。
デモデイで起きたこと:シニア起業×AI、2カ月の「実験結果」
17人が3分ずつ、「売ってみた結果」をピッチ
ピッチは3ブロック制で1人3分。市場の大きさではなく、自分がなぜこの事業をやるのか、お客さん候補に話を聞いて何が分かったのか、公開したページにどんな反応があったのかを語りました。審査は、企業の実務家・大学教員・本プログラムのメンターからなる審査員7名が「本気で応援したいか」を基準に採点し、来場者も各ブロックの終わりにスマートフォンで「最も応援したい事業」に投票しました。
2カ月で、最初の顧客が生まれた
最優秀賞の「Scandi loppe」は、プログラム中に出したアンケートに3日で25件の反応があり、第3回で公開したページから最初の会員申し込みが入りました。オーディエンス賞の「終活整理棚」には、デモデイ時点で3名から「依頼したい」の声が上がっています。アイデアを語る場ではなく、売ってみた事実を持ち寄る場になりました。
9つの賞が決定
審査員7名の採点合計と来場者投票をもとに、最優秀賞1、優秀賞1、オーディエンス賞3(各ブロックの来場者票1位)、メンター賞4(メンターが「伴走したい」と指名)を贈りました。
受賞者と事業
第1期を終えて分かったこと
AIエージェントで事業ページをつくる回が好評
第3回(9月25日)、参加者はAIエージェントに事業の設計シートと写真を読み込ませ、デザイン案を3つ出させて1つを選び、申込フォームをつないで公開しました。ここまで約2時間半。18人全員が自分の事業ページを公開し、この回の満足度(5点満点)は4.79と全5回で最高でした。
時間を使ったのは顧客接点
第1回の宿題は「自分の顧客になりそうな5人に話を聞く」。18人が同世代に延べ100人以上の聞き取りを行い、半数以上が事業の前提となる仮説を修正しました。「定年後に迷う人は、やりたいことがないのではなく、選べない段階で止まっている」「終活でいちばん心配されているのは、衣類や家具ではなくデジタル遺品」。こうした同世代の本音が、事業の形をリアルなものにしました。
事業が進んだ人の特徴は行動量の多さ
ヒアリングした人数、作ったページを見せた人数。顧客候補との接点が多い参加者ほど事業が磨かれ、実際にサービスを「買います」と言われるところまで進みました。賞を取った参加者にも、その傾向がはっきり出ています。
第2期は「50歳からの起業プログラム」へ
第1期の応募者と問い合わせには、50代の会社員が多く含まれていました。定年を待たずに準備を始めたい、会社に勤めながら試したい。その声を受けて、第2期から名称を「50歳からの起業プログラム(50 STARTS)」に、対象を50歳以上・事業分野は問わないに、期間を3カ月・隔週(回と回のあいだに顧客に会い、事業を検証する時間を確保)に変えます。
「18人のうち、すでに売上が立つ見込みのある方が何人もいたことが、いちばん印象に残っています。ここまで形にできたのは、同世代の意識の高い仲間と一緒に事業を磨いてきたからです。第2期も、意識の高い仲間と一緒に事業をつくっていける、いい場にしていきます。まずは無料面談で、気軽に話を聞きに来てください。」――講師・藤澤 専之介(株式会社SilverX 共同創業者/CAIO)
登壇者インタビュー連載は、noteで順次公開しています。取材・撮影のご希望は、株式会社SilverX 担当 藤澤(contact@silver-x.co.jp)までご連絡ください。
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